あげた

あげた=差し上げたのあげたではありません。

あげた≒上の前歯の後ろの方「上あご」のこと。
だからと言って下あごの事を さげた とは言いません。

「なんぼ あげたさ ねっぱる かしだばな」とか「あっつ物急いで食ったきゃ あげた 火傷した」とか言います。
「かなり上あごにくっ付くお菓子ですね」     「熱い物急いで食べたら 上あご火傷した」の意味。

もっと津軽では深い意味でも使ったりします・。
「あげた外れた」 と聞くと 単純に あごが外れたと解釈しがちですが あげた外れたは 総入れ歯が外れたの事をさします。

また総入れ歯には別名があって 「がっぱら」とか「がっふぁら」とか言ったりします。

「おばちゃ かっぱらはずして どこだかんだ置かねでけ、きな あがってけつまづくどごしたじゃ」
「あ婆ちゃん、 総入れ歯外して 変な所に置かないでください、昨日知らずに あがりそうになって 転ぶ所しました」の意味

「おばちゃ がっぱら入れてらコップどごだかんださ置かねでけ、そのコップで水のんでまったじゃ・・・・」
あえて 略しません


今日の思い出した事でした。

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あへど

あへどするとは あいづちをうつと言う意味もありますが、受身の相手をする意味にもつかわれたりします。

「孫ばばのあへどしてらじゃ」と言うと お婆ちゃんの話を聞いていていたとか お婆ちゃんの手伝いや介護していたとも取れます。

「わらはんどの あへど してらじゃ」は 子供たちの遊び相手をしている、とか それに学校の事が前後につくと
子供たちの宿題をてつだっていたとか 子供たちの野球の試合見に行って手伝っているとかの意味になったりもする。

はなしの全体的な流れでいろんな意味に変化したり合います。

「セールスの電話さあへどしてらっきゃ疲れだ」などともいいます。

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あめ

子供「これあめでね」

お母さん「あめでね」

この会話二つの意味があります。
まず一つは
子供「これ腐ってない?」
お母さん「腐って無いよ」

二つ目は
子供「これ飴じゃない?」
お母さん「「飴じゃないよ」

無理すれば三つ
曇り空を見て子供が
「これ雨じゃない?」

お母さん子供の手についた鳥のフンをみて
「あめじゃないよ」・・・・・・・・かなり無理があるが

「あ」の部分を伸ばすと意味がまた変わって
「あ~めじゃ」 ≒ 「あ~美味しい」

もう一つ
「あめじゃね」は「飴じゃね?」 では無く 「あめでらね」と同じで「腐っているね」と同じです。

活字にすると津軽弁はますます意味不明になります。

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うだで

「わい~ うだでじゃ」 お婆さんが言っていました。

この頃聞かない言葉です。

「うだで」≒「気持ち悪い」ですが車酔いして気持ち悪くなっても「車さ酔ってうだでじゃ」とは言いません。

気持ち悪い物を見たり想像したりすると「うだで」と言う言葉が出てきます。

例えば子供が転んで酷いずり傷を負って帰って来て母親がその傷口を見て「わい~ うだでじゃ」と言ったりします。

「うだで」にはもう一つ意味があって「すごい」と言う意味も持っています。

「あの彼女 うだでぐ めごい」とか「新幹線、うだでぐ早い」とかにも使ったりします。

これは表現的にはどうかと思うのですが 「あのオナゴうだで」と言う場合 超美人かそうでないかのどちらかです。

  話している人の発音と目でどちらかが分かったりします。

津軽弁って面白いですね

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しびじげね

久しぶりに自分の口から出た

「しびじげね」

オナラをした人がいて 「なんぼ しびじげね どんずだばな」と言ったらキョトンとしていた。

言われた本人はなんとなく自分のオナラの事だなと感じる位で意味など分かっていない様子でした。

「しびじげね」 だらしがないとか 躾がなっていないみたいな意味

訳すと 「だらしない お尻だな」とか「躾のなっていないケツだな」的な意味


自分の周りにも しびじげね人が何人かいます。(自分も含む)


お酒にしびじげね手を持っています。

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酸ケ湯温泉の穴場スポット

酸ケ湯温泉から歩いて行ける所に、「まんじゅうふかし」と言う隠れた観光スポットがあるのをご存知でしょうか。

今は整備されて東家の下に温泉の蒸気が流れているベンチ見たいな木の箱が設置されている場所です。

昔は、私の記憶によると丸太をくりぬいた中を蒸気が流れていた気がするんですが、ちょっと定かではありません。

そのベンチに座るととてもホカホカして気持良く女性の冷え症や不妊症?などに効能があるとされている物です。

前はまたがれる様になっていた気がしますが今はまたがるのが少し大変になった気がします。

前はみんなまたがっていた気がするんですが上品になってしまいました。

「まんじゅうふかし」の由来は温泉まんじゅうをふかす(蒸す)て作る所からだと思います。

では、ふかす(蒸す)まんじゅうは何処?

そうなんです 津軽では方言で女性のアソコをまんじゅうと言います。
だからまんじゅふかしなんです。

数年前そこに行ってみたら バスガイドさんだけでタイトスカートなのに無理してまたがってキャッキャ言って喜んでいました。

意味を知ってか知らずか・・・・・・・・・

是非酸ケ湯に行ったら 温泉の人にでも聞いて行って見てください。

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ようたいね

連休も明け今日から仕事の方も多いでしょう。

今年入社の新人君も会社にもだいぶ慣れ、ちょっとした仕事は出来るようになっている頃です。

それでも中々仕事の要領がつかめず先輩に言われた事の意味すら未だに理解が出来ない人も中にはいると思います。

先輩が新人君に仕事を言いつけて、言いつけ道理に出来なかったり意味が分からずキョトンとしていると

「なんぼ ようたいねんずや」と叱責されたりする場面を良く見ます。

「ようたいね」  「用事が足りない」 用事を頼んでも全部満たしていなくて、足りない状態。と言っても分かりずらいかもしれませんがそういう状態です。


少しおめでたい人の事も そう言う使われ方をする時もあります。

今ではあまり使われなくなった言葉です。

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にだる

「にだる」と聞いて何かが「煮だる」とか「沸騰」しているとかを思い浮かべてしまいます。

津軽弁ではもう一つの意味があって 笑い転げる と言う意味にもつかったりします。

正確にはあまりの可笑しくて 声にならない笑方を 「にだる」と言います。

例えば 「この前コロッケのモノマネショー見に行って にだってまった」と言ったりします。

なんとなく意味はわかりますよね。

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もうしゅ

「もうしゅ」って津軽の人でもあまり使わなかったり、言わなかったりする言葉なのですが「もうしゅ」とは全然とか未だにと言う意味です。

「お父さんさ 棚付けでけろってらのに もうしゅ 付けでケネ」

つまり「お父さんに 棚をつけて下さいとお願いしたのに全然(未だに)取り付けてくれない」

「こんだっきゃ など もうしゅ 話さねはんでな」

「こんだっきゃ」も混んでるでは無く 今度はと言う意味です。

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かだっぽつげた

「靴下 かだっぽつげただねろ」と息子にいったら

「キョトン」としていた「なに、そのかだ~なんとかって」

「靴下がそろっていないってこと」

そもそも かだっぽつげた は 「片方 違った」が訛った物だと思うのだが津軽ではこう言う事が結構あります。

洗濯機を センダグッキーと発音したりします。

横浜に住んでいた頃 横浜の友人と洗濯機を買いに付き合ってもらって「センダグッキーってやっぱりダイクマあたりがよすいのかな」
と質問したら

「・・・・・・・なんだその センダグッキーって」と言われた事があって赤面した思い出があります。

そうです センタクキですよね(笑)

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